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3月11日、Heart Failure Online Symposium

3月11日、Heart Failure Online Symposium

フォシーガのアストラゼネカと小野薬品主催です。特別講演は、岡山大学循環器内科学教授伊藤浩先生で演題名は、「HF and DM,double」。従来の糖尿病治療薬としてのSGLT-2阻害剤のイメージを一変させる内容でした。伊藤教授の最後のTake home messageから引用します。
・2型糖尿病患者は、心不全発症のhigh riskである。高インスリン血症は、Na貯留を促進させる。
・SGLT-2阻害剤は2型糖尿病患者における心不全の発症予防とHFrEF患者の心不全治療に有用である。
・SGLT-2阻害剤はHFrEF患者の神経体液液性因子亢進の抑制と心改善に有用である。
・SGLT-2阻害剤は心筋肥大と線維化の抑制効果が期待できる。
DPP4阻害剤は、HbA1cを下げ細小血管障害を予防するだけで、生命予後に関する効果は全くなしと酷評。
なぜSGLT-2阻害剤が心不全に効果があるのか腎を中心に解説。DAPA-HFのPICOは、衝撃的でした。
糖尿病治療の際のSGLT-2阻害剤投与時の注意点、eGFR低値では無効、尿路感染症・性器感染症の副作用、るい痩患者でサルコペニアの悪化などいわれていたが、全て心配なしと一刀両断でした。あまりにもDAPAの製薬会社が喜びそうな内容なので、従来から多くの患者さんに使用している糖尿病専門医の意見も聞いてみたいと思いました。

2021-03-12 06:48:19

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