内科,消化器科
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12月17日、広島肝細胞癌薬物療法WEBセミナー

テセントリクの中外製薬主催のWebセミナーです。本年10月に保険収載となったAtezolizumabとBevacizumab併用療法がテーマです。基調講演は、相方浩先生の基調講演「肝細胞癌に対するAtezolizumab・Bevacizumab併用療法のエビデンス」、講演①河岡友和先生の「広島大学病院院内体制について」、講演②「免疫チェックポイント阻害剤の免疫関連有害事象について」でした。Phase3の成績を見ると進行肝癌BCLC-Cが大半でBCLC-Bはわずかです。それと日本でエントリーされた症例では、治療成績があまり良くなかったのが気になりました。河岡先生によると、大学病院では治療開始は入院が原則でその後6週間は週に一回外来受診だそうです。3週間に一回外来通院でよいと思っていたので意外でした。副作用チェックが必要なのですね。外来で完遂できるなどとあまり安易に考えないほうが良いようです。免疫チェックポイント阻害剤の免疫関連有害事象(irAEs)について、個々の免疫チェックポイント阻害剤によってそのirAEに差があること、irAEの出現時期が長期にわたることなど教えていただきました。画期的な治療ではありますが、過度の期待はしないほうが良いかもしれません。中外製薬にとっては久しぶりのホームランかも。

2020-12-17 20:20:12

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12月16日、広島エキスパートセミナー8th

Abbie社主催で、当初会場参加の予定でしたが、感染症外来があり、時間的に無理でWeb視聴になりました。演者は虎の門病院顧問熊田博光先生で、演題名は「平成時代に虎の門病院から発信されたデータの検証と令和時代に研究者が新しいことを発信するときの教訓」というえらく長い演題名でした。今回が茶山教授が広島大学教授在任中最後の講演だそうです。今回の講演の中でいままで知らなかった裏話がいくつか披露されました。
1.第一世代HCV抗体(オルソ社C-100)を日本でいち早く大量に測定できた理由は、オルソ社の社長の弟が熊田先生の患者であったためキットを大量に融通してもらえた。
2.DNAプローブ法によるHCV-RNA定量は、2型のウィルス量が低めになるために、IFNの治療効果はウィルス量のみで決まるという誤った解釈が出た。competitive PCR法では、ウィルス量とウィルス型双方の関与が明らかになった。
3.熊田先生が治験総括医師になった理由は、虎の門病院の相当の患者がいて、過去治験の症例不足の際協力した経緯があった。
4.初めて治験総括になった三菱のテラプレビルの三剤併用療法の時は、当時の三菱の社長が熊田先生と懇意であったのがきっかけ。
5.ダクルインザ・スンベプラ発売時、1年3か月後にハーボニーが発売されることが決まっていた。そのために、ダクルインザ・スンベプラで耐性ウィルスを生じさせ治癒不能となった場合責任を誰がとるのか?問題となった。しかしその時すでに、熊田先生はAbbieのヴィキラックスの基礎データを持っており、仮にダクルインザ・スンベプラで耐性を生じてもヴィキラックスで治療できる見通しを持っていた。
最後に茶山先生は、広島で花開いたと結ばれました。熊田先生有難うございました。

2020-12-17 06:57:32

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12月8日、広島アストラム内科カンファレンス(特別編)Onlineレクチャー

1年ぶりのアストラム内科カンファレンスですが、コロナ禍のためにOnlineレクチャーになってしまいました。植松先生司会のアンサーパットを用いた症例提示もありませんでした。いつもならアンデルセンで開催され、カンファレンス後は、立食の懇親会があり情報交換の良い機会だったのですが残念です。特に新装なった本通りのアンデルセンはまだ行ったことがないので次回は是非できるようになってほしいです。さて本題は、広島市民病院人工腎臓センター主任部長木原隆司先生の「CKDとDKB~診断の意義~」でした。DKBは、Diabetic Kidney Disieseの略で従来の糖尿病性腎症より広い範疇の概念(糖尿病患者のすべての腎障害)です。症例提示があり、それぞれ参考になりました。
1.アクトスが心不全に投与され浮腫も悪化していた。
2.蛋白尿が急に出現した場合は、糖尿性病性腎症以外のほかの原因を考える。
3.蛋白定量クレアチニン比、UPCRが重要
4.腎障害精査中に判明した高カルシウム血症を契機に副甲状腺機能亢進症は判明した症例。

2020-12-09 07:01:08

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12月1日、PBCエリアフォーラム Onlineレクチャー

広島市民病院内科中心のPBC勉強会で、大日本住友製薬主催です。今回は完全Web開催となりました。座長は広島市民病院院長荒木康之先生。特別講演講師は、岡山大学保健センター長岩崎良章先生で演題名は、「PBC-最近の話題」でした。原発性胆汁性胆管炎の病因、免疫異常、治療、合併症対策など最新の知見を講演されました。岩崎先生は、私の上司で現在笠岡でご開業の渡辺恭行先生とアメリカ留学中に一緒になったそうです。渡辺先生もPBCで有名なガーシュイン教授のところに留学されていましたから。最近やっとZoomを用いたWeb視聴に慣れてきました。
 

2020-12-06 07:13:12

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11月25日、広島市内科医会学術講演会(Web視聴)

演者は、山口大学病態制御内科学教授谷澤幸生先生で、演題名は、「日本人2型糖尿病の病態と治療戦略~薬物療法の新たな可能性~」でした。前半は谷澤先生の研究内容、後半に糖尿病新薬の話題でした。持効型インシュリンとGLP1受容体作動薬の合剤(ゾルトファイ)は、1日一回皮下注が必要なので当院では導入困難です。週一回注射のGLP1受容体作動薬セマグルチド(オゼンピック)は、体重減少効果があるが、1本で4回分が充填されており、毎回自己注射必要でトルリシティ皮下注に簡便性において劣る。注目は経口セマグルチド(リベルサス)です。ペプチド製剤を経口可能とした画期的な薬です。しかし内服様式が煩雑ですね。朝起床して内服し、30分後に食事とほかの薬内服です。3mg、7mg,14mgと3製剤あり,7mgがトルリシティと同効果だそうです。週一回トルリシティ打つか面倒くさい飲み方の経口セマグルチドをとるかの選択になります。どうしても注射が嫌いだけど朝起きてすぐに薬がしっかりと指示通りに飲めれば、リベルサスですね。来年発売だそうです。novoの薬です。

2020-11-26 06:15:39

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11月20日、進行肝癌の新しい治療(テセントリクとアバスチン併用療法)について

先日の工藤正俊先生のWeb講演会の追加です。
この治療は画期的なブレイクスルーとなる治療です。進行肝癌の15%がCR(著効)になるというのですから。従来の治療では、余命数か月だった肝がん患者さんの中で完治するケースが一部ある。すごいことです。肝がん治療において、免疫チェックポイント阻害剤単独や免疫チェックポイント阻害剤+レンバチニブの治験より優れた成績が出たために、早期に保険収載となりました。従来の治療と比べて、肝予備能を落とさない、外来で治療導入可能な点も優れています。ただし免疫チェックポイント阻害剤に特徴的な副作用(irAE)に注意が必要です。また慢性肝疾患に合併する食道静脈瘤が悪化する可能性(アバスチンが原因)があり、治療開始前の内視鏡によるチェックは義務付けられています。
ただしがん治療の講演には略号が多く、慣れないと何言ってるのか全く分かりません。OS、PFS、RECIST、BCLC、Water fall 何の事かわかりますか?

2020-11-20 07:06:09

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11月17日、肝細胞がん Web講演会in 広島

中外製薬主催のWeb講演会です。はじめ音声が全く出ずに聴講やめようかと思いましたが、担当者に連絡したところ、一旦退出して再度Zoom会議システムに入室するように指示があり、その通りにしたら今度は音が出ました。まだまだZoom会議システムは使いこなせません。さて特別講演演者は、近畿大学医学部消化器内科学教授工藤正俊先生で演題名は、「肝細胞癌治療のパラダイムチェンジ」でした。最近保険収載となった進行肝癌に対するAtezolizumab(テセントリク)とBevacizumab(アバスチン)の併用療法についてです。Atezolizumabは、抗PDL1抗体の免疫チェックポイント阻害剤、Bevacizumabは、抗VEGF抗体(分子標的薬)です。工藤先生のまとめを列記します。
1.肝細胞癌領域で初の免疫療法が承認された
2.BCLCーCの一次治療では、Atezolizumab+Bevacizumabが第一選択である。Atezo+BevでPD後の二次治療としてレンバチニブは有効性が高い可能性
3.BCLC-Bでも最終解析のORR、PFS次第では治療戦略の選択肢となる可能性が示唆される。
4.Atezo+Bev導入時には安全対策を徹底する
 -治療開始半年以内に内視鏡検査を実施し必要に応じて予防的治療は必須-
 -irAEは要注意:他診療科と連携しながら副作用のマネジメントが重要(irAE team)-。
 

2020-11-20 06:45:35

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11月11日、第28回RIGID Net Web講演会

JA広島総合病院消化器内科・消化器外科と廿日市・五日市地区の開業医で消化器に興味のある先生の勉強会です。本来は今年の2月の予定でしたが、コロナのために9か月遅れ、おまけにWeb開催となりました。今回開業医から症例を出すことになり、私が担当しました。
「開業医における難治消化器疾患での紹介のポイント」というわけのわからない演題名です。結果は、総胆管結石による急性化膿性胆管炎ですが、私の症例提示の後で、JA広島総合病院消化器内科藤本先生にその後の治療経過と胆道感染症についてまとめていただきました。後で、ほかの先生から初診時黄疸と腹部エコーで胆のう結石の見落としを指摘されました。あとVitalの所見として呼吸数も見ておいたほうが良いといわれました。さて何人の先生がWeb見られたのでしょうか?講演2は、JA広島総合病院腹部救急治療科主任部長田崎達也先生の「鼠径ヘルニア手術と術後慢性疼痛」でした。田崎先生は、小松先生の後任で緩和ケアの責任者になったそうです。

2020-11-12 07:23:20

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10月27日、広島市内科医会合同幹事会

3年前から広島市内科医会の佐伯区第二支部幹事になり、年に一回の幹事会に出席しています。例年は、各区間時からの意見や要望に対する回答で終わるのですが、今回は、コロナの話題が中心となりました。千田町の夜間急病センターが、コロナ対応(トリアージ)を10月15日から開始したことと今年の年末年始の内科救急体制についてです。従来舟入病院で行っていた内科の救急が舟入病院からの入院のコロナ対応に専念する方針のもと中止になるために、どうするか?です。従来舟入病院が対応していた内科救急医療は、日勤帯は在宅協力医を募ること、準夜帯は夜間急病センター、深夜帯は広島市民病院と決まりました。これらについては、福祉部担当幹事の三上裕一郎先生がご尽力されており頭の下がる思いです。ほかに開業医のコロナ対応についていろんな情報提供がありました。実際クリニック外来でコロナ患者を診療された先生から、その後の保健所対応がどうだったのか、コロナ疑い患者を診療する際の対応などについてです。この冬のインフルエンザは実際相当に少ないのではないかという話もありました。そうなればよいのですが。このような場での情報は大変貴重です。

2020-10-28 07:26:37

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10月23日、第88回広島肝癌Web研究会

いつもは全日空ホテル横のエーザイの事務所で開催ですが、今回初めて、Zoom会議システムを用いてのWeb研究会となりました。Zoom会議システムに不慣れなために、エーザイ担当者に来てもらって設定してもらったのですが、案の定音が出ずに難渋しました。やっと音が出るようになったものの、音が小さく聞こえにくくこれならいつもの対面式の研究会が良いと感じました。しかし担当の東さんありがとうございました。さて今回の症例提供は広島大学消化器代謝内科。相方先生の司会で中村一樹先生が症例提示されました。動脈相で造影され門脈相でwash outされる小腫瘤の出題で、結果は、血管筋脂肪腫(Angiomyolipoma AML)でした。高木先生当たりでした。レクチャーは、広島大学病院消化器・代謝内科がん化学療法科講師山内理海先生の「肝癌のバイオマーカー研究とがんゲノム医療」でした。山内先生は従来消化器代謝内科の弱点であった、進行消化器癌の化学療法を専門とされています。自治医大出身で広島県立病院で勤務医であった山内先生が、伊藤公訓先生の勧めで大学院生になったのが縁で茶山教授からスタッフになった経緯を知りました。主に肝がんの材料を用いて研究をされているそうです。いよいよこの10月からAtezolizumabとBevacizumabの併用療法が開始されたそうです。茶山教授退官後はどうなるのでしょうか?
 

2020-10-24 06:05:00

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