内科,消化器科
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11月25日、広島市内科医会学術講演会(Web視聴)

演者は、山口大学病態制御内科学教授谷澤幸生先生で、演題名は、「日本人2型糖尿病の病態と治療戦略~薬物療法の新たな可能性~」でした。前半は谷澤先生の研究内容、後半に糖尿病新薬の話題でした。持効型インシュリンとGLP1受容体作動薬の合剤(ゾルトファイ)は、1日一回皮下注が必要なので当院では導入困難です。週一回注射のGLP1受容体作動薬セマグルチド(オゼンピック)は、体重減少効果があるが、1本で4回分が充填されており、毎回自己注射必要でトルリシティ皮下注に簡便性において劣る。注目は経口セマグルチド(リベルサス)です。ペプチド製剤を経口可能とした画期的な薬です。しかし内服様式が煩雑ですね。朝起床して内服し、30分後に食事とほかの薬内服です。3mg、7mg,14mgと3製剤あり,7mgがトルリシティと同効果だそうです。週一回トルリシティ打つか面倒くさい飲み方の経口セマグルチドをとるかの選択になります。どうしても注射が嫌いだけど朝起きてすぐに薬がしっかりと指示通りに飲めれば、リベルサスですね。来年発売だそうです。novoの薬です。

2020-11-26 06:15:39

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11月20日、進行肝癌の新しい治療(テセントリクとアバスチン併用療法)について

先日の工藤正俊先生のWeb講演会の追加です。
この治療は画期的なブレイクスルーとなる治療です。進行肝癌の15%がCR(著効)になるというのですから。従来の治療では、余命数か月だった肝がん患者さんの中で完治するケースが一部ある。すごいことです。肝がん治療において、免疫チェックポイント阻害剤単独や免疫チェックポイント阻害剤+レンバチニブの治験より優れた成績が出たために、早期に保険収載となりました。従来の治療と比べて、肝予備能を落とさない、外来で治療導入可能な点も優れています。ただし免疫チェックポイント阻害剤に特徴的な副作用(irAE)に注意が必要です。また慢性肝疾患に合併する食道静脈瘤が悪化する可能性(アバスチンが原因)があり、治療開始前の内視鏡によるチェックは義務付けられています。
ただしがん治療の講演には略号が多く、慣れないと何言ってるのか全く分かりません。OS、PFS、RECIST、BCLC、Water fall 何の事かわかりますか?

2020-11-20 07:06:09

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11月17日、肝細胞がん Web講演会in 広島

中外製薬主催のWeb講演会です。はじめ音声が全く出ずに聴講やめようかと思いましたが、担当者に連絡したところ、一旦退出して再度Zoom会議システムに入室するように指示があり、その通りにしたら今度は音が出ました。まだまだZoom会議システムは使いこなせません。さて特別講演演者は、近畿大学医学部消化器内科学教授工藤正俊先生で演題名は、「肝細胞癌治療のパラダイムチェンジ」でした。最近保険収載となった進行肝癌に対するAtezolizumab(テセントリク)とBevacizumab(アバスチン)の併用療法についてです。Atezolizumabは、抗PDL1抗体の免疫チェックポイント阻害剤、Bevacizumabは、抗VEGF抗体(分子標的薬)です。工藤先生のまとめを列記します。
1.肝細胞癌領域で初の免疫療法が承認された
2.BCLCーCの一次治療では、Atezolizumab+Bevacizumabが第一選択である。Atezo+BevでPD後の二次治療としてレンバチニブは有効性が高い可能性
3.BCLC-Bでも最終解析のORR、PFS次第では治療戦略の選択肢となる可能性が示唆される。
4.Atezo+Bev導入時には安全対策を徹底する
 -治療開始半年以内に内視鏡検査を実施し必要に応じて予防的治療は必須-
 -irAEは要注意:他診療科と連携しながら副作用のマネジメントが重要(irAE team)-。
 

2020-11-20 06:45:35

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11月11日、第28回RIGID Net Web講演会

JA広島総合病院消化器内科・消化器外科と廿日市・五日市地区の開業医で消化器に興味のある先生の勉強会です。本来は今年の2月の予定でしたが、コロナのために9か月遅れ、おまけにWeb開催となりました。今回開業医から症例を出すことになり、私が担当しました。
「開業医における難治消化器疾患での紹介のポイント」というわけのわからない演題名です。結果は、総胆管結石による急性化膿性胆管炎ですが、私の症例提示の後で、JA広島総合病院消化器内科藤本先生にその後の治療経過と胆道感染症についてまとめていただきました。後で、ほかの先生から初診時黄疸と腹部エコーで胆のう結石の見落としを指摘されました。あとVitalの所見として呼吸数も見ておいたほうが良いといわれました。さて何人の先生がWeb見られたのでしょうか?講演2は、JA広島総合病院腹部救急治療科主任部長田崎達也先生の「鼠径ヘルニア手術と術後慢性疼痛」でした。田崎先生は、小松先生の後任で緩和ケアの責任者になったそうです。

2020-11-12 07:23:20

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10月27日、広島市内科医会合同幹事会

3年前から広島市内科医会の佐伯区第二支部幹事になり、年に一回の幹事会に出席しています。例年は、各区間時からの意見や要望に対する回答で終わるのですが、今回は、コロナの話題が中心となりました。千田町の夜間急病センターが、コロナ対応(トリアージ)を10月15日から開始したことと今年の年末年始の内科救急体制についてです。従来舟入病院で行っていた内科の救急が舟入病院からの入院のコロナ対応に専念する方針のもと中止になるために、どうするか?です。従来舟入病院が対応していた内科救急医療は、日勤帯は在宅協力医を募ること、準夜帯は夜間急病センター、深夜帯は広島市民病院と決まりました。これらについては、福祉部担当幹事の三上裕一郎先生がご尽力されており頭の下がる思いです。ほかに開業医のコロナ対応についていろんな情報提供がありました。実際クリニック外来でコロナ患者を診療された先生から、その後の保健所対応がどうだったのか、コロナ疑い患者を診療する際の対応などについてです。この冬のインフルエンザは実際相当に少ないのではないかという話もありました。そうなればよいのですが。このような場での情報は大変貴重です。

2020-10-28 07:26:37

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10月23日、第88回広島肝癌Web研究会

いつもは全日空ホテル横のエーザイの事務所で開催ですが、今回初めて、Zoom会議システムを用いてのWeb研究会となりました。Zoom会議システムに不慣れなために、エーザイ担当者に来てもらって設定してもらったのですが、案の定音が出ずに難渋しました。やっと音が出るようになったものの、音が小さく聞こえにくくこれならいつもの対面式の研究会が良いと感じました。しかし担当の東さんありがとうございました。さて今回の症例提供は広島大学消化器代謝内科。相方先生の司会で中村一樹先生が症例提示されました。動脈相で造影され門脈相でwash outされる小腫瘤の出題で、結果は、血管筋脂肪腫(Angiomyolipoma AML)でした。高木先生当たりでした。レクチャーは、広島大学病院消化器・代謝内科がん化学療法科講師山内理海先生の「肝癌のバイオマーカー研究とがんゲノム医療」でした。山内先生は従来消化器代謝内科の弱点であった、進行消化器癌の化学療法を専門とされています。自治医大出身で広島県立病院で勤務医であった山内先生が、伊藤公訓先生の勧めで大学院生になったのが縁で茶山教授からスタッフになった経緯を知りました。主に肝がんの材料を用いて研究をされているそうです。いよいよこの10月からAtezolizumabとBevacizumabの併用療法が開始されたそうです。茶山教授退官後はどうなるのでしょうか?
 

2020-10-24 06:05:00

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10月21日、「インフルエンザ流行に備えた発熱患者等の外来診療・検査体制について」説明会

佐伯区医師会主催で、緊急に開催されました。23日までに広島県に各医療機関は、「診療・検査医療機関」の指定を受けるかどうか返答しなくてはならないためです。いつもの佐伯区医師会例会には参加されない先生方も多く出席されていました。コロナ対策への関心がうかがわれます。内科・小児科・耳鼻科の先生方が主でした。約1時間半かけて担当理事の野島先生から説明と質疑応答がありました。野島先生に置かれては、お忙しい中準備をしてくださり、大変だったと思います。感謝申し上げます。佐伯区の医療機関の中で約半分しか、コロナ唾液PCR検査を行わない状況に置いて、医療機関や保健所と情報を共有する(簡単に言えばコロナ検査を引き受ける)と宣言するのは相当に敷居が高いと思われます。唾液PCR検査を行う医療機関のほとんどは、手を上げないと予想されます。そうすると検査が必要な患者はだれが見るのか?発熱医療難民が発生する可能性があります。一般診療を行うクリニックでコロナ疑い患者を診るのは相当に無理があると感じます。するならすべての医療機関でするべきでそれができないなら、センターを作りそこへ医師が出務するシステムを作るかです。当院では、時間で動線を分けて感染症外来を完全予約制で12月から行いますが、コロナ唾液PCR検査は行わない予定です。どこへ紹介するか?従来通り保健所に連絡するしかないですね。知り合いの先生がPCR検査やっていると知っていても、そこへ行ってくださいと私の口から言うことはできません。

2020-10-22 07:26:52

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10月16日、第40回広島肝臓研究会

大日本住友製薬主催でリーガロイヤル広島で開催されました。対面式で、コロナ対策をとっての開催でした。演者は、虎の門病院顧問熊田博光先生で、演題名は「C型肝炎のSVR症例とHBs抗原陰性化後の発癌例の特徴とフォーローアップの必要性」でした。
①エンテカビルとテノフォビルの発がん抑制効果は、背景因子をマッチングすると差はない。
②60歳以下慢性肝炎でHBs抗原陰性化すれば、発癌は少ない。
③HBs抗原陰性化後の発がん例は、超高感度HBs抗原測定法(iTACT法)では、全て陽性であった。 
❶虎の門病院では、C型肝炎DAA治療で非治癒例は、5例/2984例 0.17%。
❷DAA治療後の発がんの大半は、5年以内。肝線維化軽度でSVR後5年以降の発癌は少ないのでは?今後成績が蓄積されるはず。
との報告でした。おそらく今回でこの研究会は終了となるのではないでしょうか?
茶山教授の定年退官が来年3月に迫っていますので。 
 

2020-10-17 05:27:43

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10月15日、第28回マルチケアフォーラム広島

広島市民病院と地域医療機関との合同学術講演会で、広島市民病院8階講堂で7時から行われました。それに先立って、6時30分から世話人会が開催され、安佐南区いるかクリニックの三枝道尚先生が新たに世話人になられた報告と、荒木院長が来年3月で定年退職と発表されました。三枝先生は以前広島市民病院泌尿器科部長で、もともと広島市医師会広報たより委員で一緒で、よく患者さんを紹介していてご縁がありました。久しぶりにお会いできました。荒木院長は私の一つ先輩で同年代です。前内科部長井上先生の時代から30年来の付き合いですが、いよいよ定年なんですね。さみしい気持ちです。さてマルチケアフォーラム広島は、年2回開催ですが、前回はコロナのために中止になっていました。今回は、リモートでするか悩まれたようですが、集合開催で開催されました。参加者は、いつもと同じ程度でした。今回のテーマは、「甲状腺」で、広島市民病院内分泌・糖尿病内科主任部長水木一仁先生の「甲状腺機能亢進症と甲状腺機能低下症の内科診療」、広島市民病院耳鼻咽喉科副部長皆木正人先生の「甲状腺疾患の外科的治療~新たな内視鏡手術の実際~」の2講演でした。甲状腺手術も内視鏡手術が始まったのは知りませんでした。美容が目的でしょうか?

 

2020-10-16 05:57:02

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10月13日、佐伯区医師会例会・勉強会

まずコロナ感染症対応について、担当理事の野島先生から説明がありました。PCRを自院で行うか?PCR検査医院を公開するか?おお揉めになっているようです。当院は、12月1日から、感染症外来を完全予約制で12時半からと18時から一般外来と時間を分けて行います。
勉強会講師は、広島大学病院透析内科土井盛博先生で、演題名は「かかりつけ医で行う慢性腎臓病の管理」でした。今回初めて勉強会に製薬会社スポンサーが付きました。ダーブロックの協和キリン株式会社です。このダーブロックは、まったく新規の腎性貧血内服治療薬だそうで初めて聞きました。HIF-PH阻害剤だそうです。従来のエリスロポイエチンにとって代わる可能性大だそうです。薬価が半分で経口薬、治療効果もほぼ同一なら、当然でしょう。

2020-10-14 07:04:03

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